K-POPアイドルも取り入れていることで話題になった、韓国で大人気のピラティス。
近ごろでは、マシンを使う本格的なピラティススタジオも増え、習いはじめようか迷っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、マシンを使う本格的なピラティスはスタジオに通う必要があり、マンツーマンレッスン料金も安いとはいえません。そこでおすすめなのは、自宅でもはじめられる「ウォールピラティス」。初心者でも取り入れやすいエクササイズとして、SNSを中心に目を集めています。
今回は、そんなウォールピラティスの解説と得られる効果、初心者でも取り入れやすいポーズをご紹介します。すき間時間に自宅でウォールピラティスをして、引き締まったメリハリボディを手に入れましょう!
ウォールピラティスとは?
ウォールティラピス(英:wall pillates)は、その名前の通り壁を使ったピラティスエクササイズのこと。マシンや器具を使わずに自宅でできることから、初心者でもはじめやすいピラティスとして注目を集めています。
壁に利用してさまざまなポーズをとるウォールピラティスは、小さいスペースでも有効にワークアウトが行えることが特徴です。
壁に足を押し付けながらエクササイズを行うことで、自重トレーニングよりも負荷をがかかり筋力アップの効果も期待できます。
スタジオまで通う時間や費用を節約できるため、まずは自宅で簡単なピラティスをはじめてみたい方にも向いているでしょう。
ウォールピラティスは初心者でも効果を得られる?
壁を利用して足を高く上げるポーズが多いウォールピラティスは
マットピラティスよりも初心者であってもエクササイズの効果が得られます。
ウォールピラティスで得られる効果は、次のようなもの。
- 姿勢の改善
- 筋力の強化
- 柔軟性の向上
- ストレスの軽減
- リラクゼーション
特別な道具やマシンを使わなくても、ダイエットや身体の引き締め効果などを感じられるのがウォールピラティスのうれしいポイント。
激しい動きを伴わないため、関節に大きな負担がかかることもありません。運動する習慣のない初心者でもはじめやすいエクササイズといえるでしょう。
ウォールピラティスを日常的に取り入れることで、初心者でもより高い効果が期待できます。
まずは継続することを目標に、少しずつ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。
ウォールピラティス初心者におすすめのポーズ
ウォールピラティスのやり方はさまざまですが、初心者は簡単な基本のポーズから挑戦するのがおすすめ。
YouTubeやアプリを活用して動きを参考にしながら、しっかりとポーズをとっていきましょう。
レッグレイズ
壁に向かって仰向けになり、両足を垂直に伸ばして両足のかかとを壁につけます。両腕は身体の横に伸ばしておきましょう。
片足ずつ45度の角度に保ちながら身体を持ち上げ、壁からかかとを離します。もう片方の足も同じように交互に10〜20回ほど繰り返しましょう。
ウォールスクワット
背中を壁につけて立ち、背中を壁から離さないようにしながら、ゆっくりと膝を90度に曲げてしゃがみます。足首が膝の真下にくるところで数秒停止し、元の姿勢に戻る動作を10〜20回ほど繰り返しましょう。
余裕がある方は、膝を90度に曲げた状態でかかとを浮かせると、より強度の高いエクササイズとなります。
ヒップレイズ
壁に向かって仰向けになり、足を腰幅に開いて壁につけます。ふくらはぎが床と平行に、太ももは少し斜めになるようにポーズをとります。両腕は身体の横に伸ばしておきましょう。
かかとから力を入れてお尻から背中をゆっくりと床から離します。ブリッジの姿勢からゆっくりと元の姿勢に戻る動作を10〜20回ほど繰り返しましょう。
ウォールプッシュアップ
壁に向かって立ち、手のひらと腕を伸ばして壁に手をつけます。身体を真っすぐに保ちながら、肘を曲げて壁に近づき、離れる動作を10〜20回ほど繰り返しましょう。
ウォールプッシュアップは、全身、腕、胸の筋肉を鍛えるのに適したエクササイズです。床でのプッシュアップが難しい方でも、ウォールプッシュアップであれば比較的行いやすいのではないでしょうか。
まとめ
ウォールピラティスの効果と初心者でも取り入れやすいポーズについて紹介しました。
現在、ウォールピラティスに特化した研究はまだ少ないようです。
そのため、得られる効果の多くは、伝統的なマットピラティスの結果を基にしたものです。
しかしながら、日常生活にこのエクササイズを取り入れることで
さまざまなメリットを感じることができるでしょう。
ウィールピラティスは継続することで、少しずつ理想の身体に近づいていきます。なりたい身体やライフスタイルにあわせて、まずは継続することを目標にしてください!
最大限の効果を得るために、無理のない範囲で食事のバランスも意識してみてくださいね。
YouTubeでも初心者向けピラティスを解説!
プロフィール
Uki
15歳の時ドイツへ単⾝留学ドイツ市⽴バレエ団⼊団後
300/1の倍率のオーディションでドイツ州⽴バレエ団へ移籍
29歳で現役引退後帰国
ピラティスインストラクターとして大手ピラティススタジオに就職
約半年で店⻑→全国6店舗を統括するSVへ
ピラティススタジオ拡大・インストラクター育成・レッスン開発など
ピラティス事業に関わる全体を総括
2021年に出産を機に独立
ピラティススタジオ「Studio U」を開業
-資格・スキル-
マットピラティス指導資格
ペアストレッチトレーナー
ピラティス指導歴15年
クラシックバレエ指導歴10