妊娠中こそピラティス!マタニティピラティスのメリットや最適な方法

ピラティス 妊娠中

妊娠中は心身のコンディションに敏感になり、ゆったりのんびり過ごすのが常ですが、

運動不足やむくみ、カラダの重だるさ、ストレスが気になることもあるでしょう。

ピラティスは妊娠中でもできる安心で安全、癒しにもつながるメソッドで、

定期的に実践しておくと妊娠中によくある不調のケア、予防にアプローチできるんです。

今回は妊娠中こそピラティスがおすすめの理由、最適なタイミングや注意点を合わせて解説。

穏やかで健康的なマタニティ期間を過ごすため、ピラティスのお役立ち情報をぜひ参考にしてくださいね。

目次

妊娠中こそピラティスのすすめ|実践のメリットは?

有酸素運動や筋トレに比べて、ピラティスは穏やかな動きで呼吸のリズムも整うメソッドのため、

いろいろな不調が出やすいマタニティ期間にこそ試してほしいメソッドなんです。

ここではピラティスが妊娠中におすすめの理由やメリットを詳しく見ていきましょう。

運動不足の解消になる

お腹まわりに気を配った、安静が常のマタニティ期間中は運動不足になりがち。

ピラティスを妊娠中に行うことで運動不足による筋力や基礎代謝の低下、体温のケアができ、

ピラティスのカラダを伸ばす、ゆっくりと曲げる、ひねるといった動きが心地よくストレスの解消にも役立ちます。

運動不足は産後太り、冷え、血流の低下などの悪影響がありますが、

定期的なピラティスでカラダとココロの鈍りをほぐし、軽やかなコンディション維持にアプローチできますよ。

骨盤底筋の強化

骨盤が下に下がってしまわないよう、骨盤を正しい位置で支える役割を持つ骨盤底筋。

妊娠中はお腹の重さが骨盤の負荷・重力となって下垂しやすく、骨盤底筋の筋力低下が見られやすい傾向にあります。

骨盤底筋は尿道や膣を締めるチカラをコントロールするため、

妊娠中のお腹まわりの重力の影響で筋力が落ち、尿漏れや膣のゆるみにつながる心配も。

ピラティスを行うとカラダを上下に一定のリズムで動かすパルス運動の作用で骨盤底筋が刺激されると、

  • 筋力のアップ
  • 骨盤を支える強度が高まる
  • 出産時の骨盤底筋群にかかる収縮ダメージを抑えられる

といったメリットが期待できますよ。

コリや痛みの緩和

妊娠中はホルモンバランスの急激なゆらぎ、お腹を庇うような不自然な姿勢から、

腰痛やコリなどカラダのあちこちに痛みや違和感が出やすくなります。

ピラティスを行うと、のびやかな動きと一定のリズムの呼吸によって全身の血流が促進され、

痛みやコリの原因物質が体外へ押し出されやすくなり、不調の緩和や予防にアプローチできます。

妊娠中のピラティス。最適なタイミングは?注意点もチェック

マタニティ期間のピラティスは、どんなタイミングで行うことが、

これまでにお伝えした効果実感につながるのでしょうか?

最適なタイミングと注意点をまとめてみました。

妊娠中のピラティスをする最適なタイミング

妊娠中のピラティスは、妊娠してから16週目が良いと言われています。

妊娠16週はこれまでよりもホルモンバランスが安定し、心身が妊娠の状態に馴染むことで落ち着きが見られるようになるため。

そしてピラティスは、出産ギリギリまで行っても問題がないほど心身への負担が少ないと言われています。

マタニティクリニックの中には、陣痛が生じてからもベッドの上での心身をリラックスさせるピラティス指導をしているところもあるほど。

カラダとココロのコンディションと常に向き合い、主治医にも相談しながら最適な頻度やタイミングを調整してくださいね。

妊娠周期別に見るピラティスのやり方

周期によってコンディションが変わるマタニティ期間は、周期の体調に合わせたピラティスを行うことがベスト。

妊娠中のサイクル別に見る、最適なピラティスのやり方を押さえておきましょう。

  1. 16~27周期:出産に向けた体力、筋力アップのためのピラティスが◎
  2. 28週~:カラダ全体が重くなり、首・肩・腰への負担が強くなるため、パーツごとのピンポイントでピラティスを行う

妊娠中のピラティスの注意点

妊娠中のピラティスは、お腹の痛みやつわりなどがひどい時には、無理してカラダを動かそうとせず、

安静を第一に優先しましょう。

比較的ゆるやかな動きのピラティスでも、痛みやつわりが強く出ている際は心身への負担が強く出てしまいます。

また比較的落ち着いた状態の時でも、

  • ピラティスをして具合が悪くなってしまった場合はすぐに休憩する
  • お腹を圧迫、ねじるような動きはしないこと
  • ゆっくり水分補給や深呼吸をして安静に過ごす

ようにしましょう。

逆に、痛みはあるけれどもガマンできる、寝込むほどではないレベルの場合は、

ピラティスをしてカラダを動かすことで血流が良くなり、痛みの原因物質が流され気分転換にもなるでしょう。

おわりに

マタニティ期間は不安やイライラなどメンタル不良も出やすい時期。

ピラティスのスローな動きと呼吸は、精神的な安らぎを与えてメンタル面の健康ケアにも役立ちます。

妊娠中の正しいピラティスをさっそく取り入れて、ママになるまでの日々を健康的に、穏やかにお過ごしくださいね♪

▼産後のピラティス方法や効果について

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