ピラティスで新陳代謝がアップする理由って本当にあるのか?
古い細胞が新しい細胞に入れ替わる、カラダやお肌が本来持つ仕組み・働きのことを言う新陳代謝。
年齢を重ねて体質改善やボディメイクがスムーズにならない変化に気付いた時は、新陳代謝のサイクルが不安定になっているサインかもしれません。
ピラティスは継続的な実践でサイクルバランスが崩れやすい新陳代謝を活性化し、健康的なボディメイクにアプローチできる、理想的なメソッド!
今回のone pilatesコラムでは、ピラティスで新陳代謝UPとボディメイクにアプローチできる理由、実践時のコツを合わせてお伝えしていきたいと思います。
ピラティスで新陳代謝UP&ボディメイクができる理由
カラダの重だるさといった疲労、なかなか痩せないと悩む溜め込みやすい体質は、ピラティスの継続実践で新陳代謝が活性化し健康的で効率が良いボディメイクも実現できます。
疲労や重だるさ、痩せにくい体質の根本的な原因は、余分なものを溜め込んで蓄積した古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるサイクルが不安定になっているため。
ピラティスで新陳代謝が高まるのは、連動し相互作用を持つ基礎代謝も一緒に向上するからなんです。
基礎代謝とはそもそも、特別にハードなトレーニングやカロリー・糖質・食事量の制限をしていなくても、日常のささいな活動で消費できるエネルギーやカロリー量が高い状態を指します。
基礎代謝を高めるためには、
- 筋肉育成
- 血流UP
- 体温上昇
- カラダを深部から温める
といったいくつかの条件があります。
また上記お伝えした4ポイントはすべて、健康的で成果が実感しやすいボディメイクに欠かせない要素でもあるんです。
ピラティスは、
- 細く長い筋肉を鍛えて育成、保持する
- リズムのある動きを繰り返す、一時的に停止させる動きで血液循環を促す
- カラダを伸ばす、ひねる、曲げる、スピードをつけて動かす動きで体温が上昇
- ピラティス実践後から終了した後もカラダのポカポカ感が続く
といった、新陳代謝と連動して働きを高める基礎代謝向上の要素がすべて揃ったメソッド。
そのためピラティスは新陳代謝を高めて細胞の入れ替わりをスムーズにしながら基礎代謝も一緒に向上させて痩せやすく太りにくい体質へのボディメイクにつながっていくのです。
ピラティスで新陳代謝UPとボディメイク!実践時のコツを詳しく解説
ピラティスで新陳代謝UPとボディメイクにアプローチするためには、これまでにお伝えした基礎代謝を上げる以外にも、カンタンなメソッドがいくつもあります。
今日からのピラティスでコツコツと積み重ねておきたい、新陳代謝UPとボディメイクの両方に効果的な実践ポイントをまとめてみました。
細胞が新しく入れ替わってイキイキとした心身・お肌に、ボディメイク作用でしなやかさと引き締まったラインを手に入れるべく、ピラティス実践時のポイントをぜひ参考にしてくださいね◎
水分補給と食べ物に意識を向けること
新陳代謝を高めて連動する基礎代謝の働きもUP、さらにボディメイクにつなげるためにはピラティス実践中の水分補給、終わった後の食事が欠かせないポイントになります。
喉が渇いていなくてもピラティスのリズムあるポーズや動き、呼吸は体温が上昇して汗をかきやすくなるため、体内の水分や栄養が不足・減少した状態にあります。
ピラティスをしながらこまめにたっぷりの水分補給をしておくと、血液循環や栄養の消化吸収を担う内臓の働きが活性化して古い細胞が新しい細胞にスムーズに入れ替わりやすくなると言われています。
そしてピラティス後に新陳代謝UPにつながる食べ物は、
- 血液循環を助けるビタミンEが豊富なアーモンドや魚介類
- 基礎代謝、体温上昇に働きかけるショウガ
- 毒素や老廃物のデトックスを担う腸内環境を整えるヨーグルト
などがあるため、終わった後の食事内容にも気を配りカラダの内側からの新陳代謝UPとボディメイクにアプローチしましょう。
肩にフォーカスしたピラティスを実践する
ピラティスに存在している数多くのポーズ・動きは、どれもが継続的な実践で新陳代謝の向上にアプローチできますが、特に肩にフォーカスを当てた動きが効果的と言われています。
デスクワークによるコリ、冷えなどの影響で肩まわりは関節や筋肉本来の柔軟性を失い、可動域が狭まった状態にあります。
ピラティスで肩にフォーカスを当てた、
- 両肩をすくめてもとに戻す動き
- 両腕をまっすぐに伸ばして胸から肩、後ろ側に伸ばしていくポーズ
- 片方の手を頭に添えて首を横にゆっくり倒していく動き
などのメソッドは、凝り固まった肩まわりの筋肉・関節を伸ばしてほぐし、可動域を拡げてくれます。
この流れで余分な贅肉や重だるさの原因となる褐色細胞に刺激が加わり、細胞の入れ替わりがスムーズになっていくのです。
また肩まわりには比較的大きな筋肉や関節、血管や神経が細かに張り巡らされているため、肩にフォーカスしたピラティスの実践は全身しなやかなボディメイクにもつながっていくでしょう。
おわりに
メンタルやボディバランスを整えるイメージが強かったピラティスも、実は若々しさの要となる新陳代謝の活性にもアプローチできるのは嬉しい発見ですね。
今日からのピラティスは新陳代謝の活性化にも意識を向けて、お伝えした向上のための実践ポイントをさっそくルーティンにしていきましょう!