ピラティスは股関節の強化におすすめ!効果的な理由と基本のエクササイズ

ピラティス股関節

普段はあまり意識することが少ない股関節ですが、

運動不足や長時間のデスクワークなどで股関節まわりが硬くなり柔軟性を失うと、

血行不良やケガをしやすくなる、冷えなどのさまざまなトラブルが出やすくなってしまいます。

今回はカラダの中心に位置しもっとも大きな関節となる股関節について、ピラティスで強化する必要性やメリットを詳しく解説。

股関節の強化に特化したピラティスのおすすめエクササイズ・動画付きも参考にしながら、股関節のケアを日常にしてくださいね。

目次

股関節にはどんな役割がある?ピラティスとの関係性を詳しく解説!

ピラティスはマット・マシンにかかわらずに股関節を駆使するポーズ・エクササイズが数多くありますが、

そもそも股関節にはどんな役割や、ピラティスで鍛えるメリットがあるのでしょうか?

股関節の役割とピラティスとの深い関係性をさっそく見ていきましょう。

重心を支え立ち姿勢の動きをサポートする

人体にいくつも存在している関節の中でも、もっとも大きな関節となる股関節。

この組織はカラダ全体の重力を支え、立っている姿勢時のスムーズで安定した動きをサポートする役割があります。

ピラティスはマシン・マットにかかわらず、座り姿勢からカラダを持ち上げて立ち姿勢にシフトするポーズ、エクササイズがいくつもあります。

座り姿勢から立ち姿勢にシフトする際に、股関節にかかる負荷がこの組織のバランス保持・柔軟性につながり丈夫でしなやかな股関節ケアができます。

骨盤や腰椎と連携しバランスを整えている

上体を折り曲げる、腰や骨盤をひねるといった日常的にも頻繁にある動きをサポートしている骨盤や腰椎。

股関節は骨盤や腰椎のすぐ真下にあり、これらの組織と連携して複雑なカラダの動きをスムーズにしています。

ですが日頃の運動不足や冷え、間違った姿勢がクセになっているといった悪習慣があると、股関節の動きが悪くなることで、

ひとつながりになっている腰椎や骨盤もこわばり、本来の動きや開きができなくなってしまいます。

ピラティスは、

リフォーマーによる股関節をメインに動かすエクササイズ
ラダーバレルによる股関節を広げた状態で静止するポーズ
キャデラックの全身を宙で浮かせて股関節を広げ静止するポーズ

などなど、マシンピラティス別に股関節を強化・駆使するポーズ・エクササイズが豊富にあるため、

この組織と骨盤・腰椎のトータル的なアプローチが可能になるのです。

ピラティスで股関節を鍛えると?気になるメリットや効果を解説!

ピラティスで股関節を鍛えると、

この組織が持ついろいろな役割が活かせて心身の健康としなやかなボディバランスの維持に役立ちます。

ピラティスで股関節を鍛える、効果やメリットを詳しくまとめてみました。

太りにくい体質に変わる

ピラティスで股関節を鍛えると、腰やヒップラインといった大きな筋肉に効率的に負荷をかけることができます。

股関節によって刺激を受けた筋肉にはそもそも、

  • 血行促進、酸素の共有を助ける
  • 熱を産生してエネルギーやカロリーの消費量を増やす
  • 冷えを緩和、予防する

という役割があるため、ピラティスの股関節強化はダイレクトなダイエット効果、体質改善に役立つのです。

疲れ知らずの体質に

ちょっと動いただけでも疲れ、カラダのだる重さを感じてしまう…。

そんなトラブルは股関節まわりに疲労物質が溜まっているサインかも?

股関節まわりには細かな血管・リンパ管が数多く存在していることで、この部位が運動不足になると疲労物質が溜まり、

ちょっとに活動でも疲れや重だるさを感じてしまいます。

ピラティスの股関節強化は、マシンごとにこのパーツを鍛えるポーズ・エクササイズが多数あるため、

股関節本来の柔軟性が戻って疲労物質が流れ出やすくなり疲れ知らずのパワフルさを育てることができます。

美姿勢メイキングで肩こり、腰痛がラクになる

全身の重力を支えている股関節。

この組織を鍛えることで骨盤・腰椎から上体のラインが本来のゆるやかなカーブを描いた正しい姿勢に補正されます。

すると肩や腰にかかる余分な重力が分散されて姿勢が整い、若々しい見た目に変わっていくでしょう。

股関節強化におすすめのピラティス!「トウ・タップ」基本のやり方まとめ

家事や育児の合間に、眠る前のストレッチにもおすすめの、股関節強化に役立つピラティス“トウ・タップ”のやり方をご紹介します!

股関節を軸に腹筋を使ってレッグライン全体を持ち上げる動きのため、股関節以外のパーツの強化にもおすすめですよ。

  1. 床に仰向けになりヒザと股関節を90度にキープし、ふくらはぎを床が平行になるよう、息を吸いながら両足を持ち上げる
  2. 息を吐きふくらはぎが床に触れるギリギリまでゆっくりと下ろす
  3. 息を吸い、もとの位置に戻す
  4. 両足ずつ10セットを目安に繰り返す

▼動画で解説!股関節ピラティスの方法!

おわりに

ピラティスはカラダのさまざまな部位をくまなく鍛えられる理想のエクササイズ。

股関節とピラティスの関係性、強化のメリットを押さえながら、しなやかでバランスの取れた動き・スタイルに強化していきましょう。

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